特定非営利活動法人日本SAQ協会

第10回ジュニア指導者クリニック

2016年7月31日(日)、大東文化大学板橋キャンパスにて、
小学生・中学生を指導している方を対象に第11回ジュニア指導者クリニックを開催いたしました。

「トップアスリートのジュニア期における共通点〜人として、競技者として〜」

グルーピングゲームや人間知恵の輪といった、様々なアイスブレイクゲームから始まった小川氏のご講演。とても盛り上がった雰囲気の中でクリニックがスタートしました。小川氏には、アスリートキャリアカウンセラーとして数多くのトップアスリート達へカウンセリングを行ってきた経験から、ジュニア期にどのような特徴を持っていた選手が世界で活躍するようなトップアスリートへと成長していくのかご講演いただきました。また、水泳日本代表チームで実際に行われている取り組みなどを例に、チームビルディングの重要性についてもご講演いただき、個人種目だからこそチームとして同じ目標を持ち、一つにまとまる事が重要であるとお話いただきました。大のオリンピックファンとしても有名な小川氏の講演は、リオオリンピックの開催直前ということもあり、旬な話題が盛りだくさんな内容となっておりました。

小川みどり

小川 みどり(敬称略)

アスリートキャリアカウンセラー

株式会社リクルートで人事採用担当、組織活性化事業(企業研修の企画営業)などの人材開発分野に従事。公益財団法人日本オリンピック委員会では、JOCキャリアアカデミー創設以来、8年3か月にわたり、のべ883人のトップアスリートのカウンセリングを担当。また、競技強化にもつながる教育研修を、ナショナルチーム、ジュニア・ユース代表らに年間約80講座実施。どんなジュニア選手が世界で活躍できるようになるか、その共通点を解説。

「ジュニア選手の才能を伸ばす“勝負脳”の極意」

林氏には、以前SAQシンポジウムにおいてもご講演いただいたことがありますが、今回はジュニア選手を対象にした勝負脳の考え方についてお話しいただきました。講演の中では、指導者として選手に声掛けを行う上での注意点や、子どもの成長に合わえて才能発揮の仕組みが変わっていくこと、またその成長に合わせて脳を育んでいかなければならないということをお話いただきました。またトレーニング中や試合中での思考の癖が、ラスト10mでの勝負の結果を決めてしまうことなど、脳のメカニズムを理解して指導を行うことが重要であると学ぶことができました。脳神経外科医として、脳と向き合ってきたからこそ分かる”勝負脳”の極意の中には、ジュニア指導に役立つヒントがたくさん隠されていました。

林成之

林 成之

脳神経外科医/日本大学名誉教授

膨大な数の臨床、研究から、人間がより高いパフォーマンスを発揮するための、思考の在り方を解明。北京五輪において、日本競泳界の活躍に貢献したことから、様々な競技のトップアスリート、コーチらに指導を行うこととなり、多くの成果をあげたことで知られる。 人として、競技者としての成長を促し、強くするための脳科学とは? 今回のセミナーでは具体的な事例をもとに、すぐに実践できる方法をアドバイスする。

「ジュニア期におけるSAQトレーニングの導入〜ゲーム性を取り入れた動作パターンの開発と動作の評価〜」

フェルプス氏には、ジュニア期のトレーニングから様々なアスリートのトレーニングまで、海外での取り組みもふまえ幅広くご指導いただいております。今回のクリニックではゲーム性を取り入れたトレーニングとして、様々なバリエーションの鬼ごっこや遊びのトレーニングを実技を交えてご紹介いただきました。ゲームを取り入れることは、トレーニングに「楽しさ」という要素を加えるだけではなく、選手の評価にもなるということで、遊びの中でどのように正しい動作スキルを促していくのか、子どもたちへの言葉がけのポイントなども指導していただきました。楽しい雰囲気のトレーニングの中でも、選手の課題を見抜き、適切なアドバイスをするフェルプス氏のコーチングは非常に勉強になりました。「選手を楽しませながらトレーニングする方法がよく分かった!」「早速現場で実践してみたい!」など、参加者の皆さんにも多くの気付きがあったようです。

スコット・フェルプス

スコット フェルプス

スピードクエスト社代表/日本SAQ協会テクニカルアドバイザー

現役時代は全米トップクラスのスプリンターとして名を馳せる。指導者としても、これまで、NFL、NBA、MLBのプロスポーツチームのスピードコーチとして活躍。現在は、指導対象をジュニア期に移行。楽しいトレーニングの中にも常に質の高いパフォーマンスを求める指導スタイルには定評がある。
ジュニア期へのSAQトレーニングの導入として、正しい動きの獲得と動作の評価を目的とした様々なゲーム性の高いトレーニングを紹介。ジュニア期のトレーニングにおいて、どのように"楽しさ"と"正しさ"を高めていくのか、ジュニア指導者必聴のプラクティカルアドバイス。

第11回ジュニア指導者クリニック 開催要項
  • 日  時 : 2016年7月31日(日) 10:00〜16:00
  • 場  所 : 大東文化大学 板橋キャンパス中央棟 多目的アリーナ
  • 対  象 : 主に小学生・中学生を指導している方
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